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2022/08/01
当社が扱うろ布(濾布)について

大塚実業株式会社 営業部部長 松田直樹です。
突然ですが、「ろ布(濾布)」という言葉を耳にしたことはありますか?
あまり聞き馴染みのない言葉かと思いますが、「ろ過」という言葉はピンとくる方は多いかと思います。
「ろ過」という作業を行うために必要なものに当社が扱う製品「ろ布(濾布)」があるのです。
まずは「ろ過」の仕組みについて紹介いたします。
ろ過とは
液体または気体に固体が混ざっている混合物を細かい穴が沢山空いたろ過材に通して、 穴よりも大きな固体の粒子を液体または気体から分離する操作のこと 引用元:ろ過 - Wikipedia
ろ過材の種類は数多くありますが、その中でも紙製と布製に絞って違いを見てみると、紙製のろ過材のことを「ろ紙」といいます。
身近なもので例えると、コーヒーを淹れるために使うコーヒーフィルターを想像していただくとわかりやすいかと思います。
紙製のろ過材についてご理解いただいたところで、次に布製のろ過材について紹介いたします。
「ろ布(濾布)」とは
簡単に説明しますと、紙製のろ過材=ろ紙であるように、布製のろ過材=ろ布(濾布)ということになります。
とはいえ、ろ布(濾布)をお目にかかる機会は少ないかと思いますので、
実際に使用されている例として、日本酒を造る工程の「醪の搾り」で使用されていることが挙げられます。
その他にも食用油やプリンター用のトナー原料、工場の排水処理などでもろ布(濾布)が使用されています。
このように皆さんの生活と密接にかかわっている「ろ布(濾布)」を扱う製造メーカーとして今年で49年目を迎えております。
そんな「ろ布(濾布)」について、具体的にどのような業種で使われているのかご紹介していきましょう。
ろ布(濾布)を導入されている業種について
ろ布(濾布)を導入する業種で一番多いのは製造業です。ただし、お客様によって導入するシチュエーションは異なります。
大きな括りで製造業といっても食品などの「製品を作り出す過程」で使うものか、
電子部品などの「製品を作った後の排水処理」で使うものかによって、導入するべき最適なろ布(濾布)が変わってくるのです。
また、ニッチな事業領域なこともあり、今まで当たり前のように使っていたろ布(濾布)を変えるだけで寿命が長くなって
コスト削減につながるものだと認識しているお客様は少ないと思います。
お客様に「気づき」を与えたい
私たちは、既にろ布(濾布)を使用しているお客様の困っていることをヒアリングし、改善策を共に考えます。
お客様によって適切なろ布(濾布)は違いますから、一方的に発信するのではなく、ご要望を聞いた上で提案させていただきます。
ご要望で気にされるポイントはやはりコスト面が多いのですが、私たちはトータルで見たときのメリットを重視してご提案しています。
例えば、今まで導入していたろ布(濾布)よりも少しコストが高くなってしまう代わりに、交換頻度が3ヶ月に1回だったものが半年に1回になるだけでも、
交換するために必要な人件費が半分にまで削減できるので、全体として見てみるとコスト削減につながるケースもあります。
また、業種によって様々ですが、ろ布(濾布)の種類は今使っているものだけしかないものだと思い込んでいらっしゃる方が多い印象があります。
ろ布(濾布)の素材に関して言えば、天然繊維なのか化学繊維なのかによっても違いますし、糸の種類や織り方によって使用結果(濾過性・寿命等)が変わってきます。
私たちはそういったお客様に、最適なろ布(濾布)をご提案しますので、ろ布(濾布)のバリエーションの多さに驚かれることもあります。
このように、私たちはろ布(濾布)専門メーカーとしての専門性を持ち、
トータルで見たときのコスト削減のご提案をできることが強みであると考えています。
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日刊工業新聞に掲載されました②