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2024/11/27
あしかが産学官連携事業「地域DX化教育プロジェクト」~足利大学学生による地域貢献への挑戦!!~
こんにちは!業務推進を企むキリです。
早速ですが、工場の生産性を向上させるためには様々な視点から将来の工場の在り方をイメージ化していく必要があります。
今後の日本の人口動態や個人個人の人生の充実などを考えると、限られた勤務時間内に効率的な生産ができる体制づくりを目指していかなければなりません。
そんな中、足利市で商工会議所と同市内に所在する足利大学が連携して地元企業の課題にチャレンジしていただくプロジェクトを発見し、ITを活用した生産管理ができないかという、当社の課題を申し出たところ、なんと2名の頭脳明晰そうな若者に対応いただくことになりました。
まずは、当社の生産現場を確認していただく必要があると思い、去る令和6年11月12日(火)、足利大学工学部創生工学科システム情報分野の関口さん(4年生)と下川原さん(3年生)に工場を見学していただきました。
製品を生産するための各工程をご覧いただき、製造業の実相を知っていただくとともに、今後の生産性向上のためにITを活用した生産管理が鍵であることを認識し合うことができました。
一方、学生は各生産工程で垣間見た、機械ではなかなかできそうもない匠の技に強く感銘を受けていました。
約1時間の見学の後、今後、どのように学生と当社で連携しながら課題に取り組んでいくか話し合いました。
足利大学は、今年10月より、新たに「地域DX化プロジェクト」という講義を開講しました。これは学生に実社会の課題にチャレンジしてもらい、大学で学んだことが、どのように現実社会で役に立てることできるのかを実感してもらうと同時に、学生の地域貢献、また地域社会のDX化を目指すプロジェクトです。
足利商工会議所(あしかが産学官連携推進センター)が足利大学と連携して、このプロジェクトが実現されました。
今回見学いただいた学生が当社の課題に取り組めるのは来年3月までと限られてはいますが、この産学官連携事業は来年以降も継続して行われる予定のようですので、引き続き、地元の大学とのつながりを維持して最新のシステム情報に関する知識を持つ学生に感化されながら、将来も生き残れる製造業を目指して当社の生産管理の在り方を模索していきたいと思っております。
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